□申請方法

工事設計書に運用するバンドと接続するファクシミリ装置の変調方式に対応した電波の形式を記載します.

記載するのですが,電波の形式が何になるのか実は分からなかったりしますので,表にしてありますので,参考にして下さい.

この他に,付加装置の系統図も必要です.

※表はJK1EWY局が作成されたものです.
　(HTMLへの変換をJS1LFBが行いました.)

変調方式と電波形式

バンド	電波の形式	備考
3.5MHz〜21MHz	F4,A4,A9C	注1,2
28MHz〜144MHz	F4,A4,A9C,F9	注2,3
430MHz	F4,A4,A9C,F9	注3
1200MHz〜2400MHz	F4,A4,A9C,F9	注2,3
5.7GHz〜47GHz	F4,A4,F9	注3

注1 : A4の指定は,占有周波数帯幅の許容値が3KHz以内のものに限る.
注2 : A9Cの指定は,ファクシミリの場合に限る.ただし,21MHz帯以下の周波数を使用
　　するものにあっては,占有周波数帯幅の許容値が3KHz以内であるものに限る.
注3 : F9の指定は,ファクシミリの場合に限る.

ファクシミリに指定される電波形式

電波の形式	ファクシミリの変調方式と送信機との関係	変調の方式	該当するファクシミリ機器
F4	周波数変調(FM)のファクシミリ信号を,SSB送信機,又はFM送信機のマイク端子につないだ場合	副搬送波周波数変調	アマチュアモードに改造した機械 P3000(P1000モード) P3000(P2000モード) P1000 P2000
	振幅変調(AM)のファクシミリ信号をFM送信機のマイク端子につないだ場合	副搬送波振幅変調	MF 電話FAXモード P3000 電話FAX
A4	振幅変調(AM)のファクシミリ信号をSSB送信機のマイク端子につないだ場合	副搬送波振幅変調
A9C	残留側帯波振幅変調(AM-VSB)のファクシミリ信号を,SSB送信機のマイク端子につないだ場合	副搬送波残留側帯波振幅変調	P3000/P4000/P4500のP3000モード
	残留側帯波振幅,位相変調(AM-PM-VSB)のファクシミリ信号をSSB送信機のマイク端子につないだ場合	副搬送波残留側帯波振幅位相変調	MF MFモード,ファインモード P4500 その他GII機
F9	残留側帯波振幅変調(AM-VSB)のファクシミリ信号を,FM送信機のマイク端子につないだ場合	副搬送波残留側帯波振幅変調	P3000/P4000/P4500のP3000モード
	残留側帯波振幅,位相変調(AM-PM-VSB)のファクシミリ信号をFM送信機のマイク端子につないだ場合	副搬送波残留側帯波振幅位相変調	MF MFモード,ファインモード P4500 その他GII機

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